金の星社の「はじめての絵本たいむ」シリーズの一冊。
中川ひろたか&平田利之さんのコンビでは、「つみき」「ことり」「たまご」「ひよこ」と4冊が発刊されていて、この作品は記念すべき1作目にあたります。
大変シンプルな作品ですが、つみきの表情が最高です。
大きいつみき、小さいつみきと大小様々な顔があるのですが、これがあかちゃんの心を惹きつけて止まない理由の一つでしょう。
そして、高く積まれたつみきが倒れるシーン、自分でもやっているからこそ、あかちゃんも共感してくれるのだと思います。
平田さんの緑・黄・赤という色遣いの少ない絵がとても優しく好感が持てるので、これからも期待したいところです。