金子みすゞさんの詩をミュージシャン坂本美雨さんがナビゲート役として編集された作品です。
1つ1つの詩に歌われた金子みすゞの世界をたっぷり楽しめます。
「親子で読もう」!というコンセプト通り、高畠那生さんの挿絵が金子みすゞの世界を広げてくれているので、小さなお子さんたちがこの絵本を開いても十分楽しめると思います。
タイトルは「こんぺいとうはゆめみてた」ですが、私が一番気に入ったのは、「つきとどろぼう」で、高畠さんの描く13人の泥棒たちのシルエットと、詩の雰囲気がとても良くて、何度も読み返してしまいました。