最初、今までにない絵の絵本だったせいか、私の背中に隠れるように見ていた子供たちでしたが、
話が進むにつれて、少しずつ前へ出てきて、
モチモチの木が光るときには、横に寄ってきて、絵をくいいるように見つめていました。
こういう絵の絵本は、何故か怖いと言う先入観があるためか、なかなか最後まで読ませてくれないのに、ちょっと驚きでした。
もう一回と言いながらも、何故かまた、私の背中に隠れてしまったのには笑ってしまいましたが・・・。
私はと言えば、臆病だった豆太がじさまのために、怖いのも痛いのもかまわずに走っていくところを読みながら、
しみじみと、「こういう子に育ってくれればうれしいなぁ・・・」と思いました。