表紙の絵は、子供の頃から知っている。
子供の頃に読んだことのある絵本だから。
そして何より、滝平さんの版画が、朝日新聞に掲載されていたからでしょう。
長年朝日新聞だった私には、とても懐かしい絵になんかホットします。
この本をきっかけに、滝平さんの版画の絵本を、もっと読みたいなぁと思いました。
物語りも、臆病者の豆太の大きな成長を描く、ステキなお話。
モチモチの木に火がついた場面は、実に幻想的で、引き込まれます。
子供への読み聞かせでは、やや昔の言葉に理解しづらいようで、「せっちんはトイレのことだよ。昔の家は、トイレは外にあったんだよ」って説明しながら読んでいます。
5歳の息子に「夜お外でトイレできる?」って尋ねたら、即答で「無理」
我が家にも豆太がおります。