このお話は昔話風に作られていますが、創作ですよね?
時代は文明開化の頃、明治の終わりか大正時代くらいでしょうか?
汽車(鉄道が通る)というラストのシーンを読むまでは、
もっと昔の江戸時代の昔話か何かをもとにした作品かなと、思っていました。
他のナビの方も感想に書いていましたが、関西弁風の語りが面白いです。
読み聞かせでやるとしたら高学年以上でしたら、理解できると思います。
ただ、落語のような軽快な語り口調で終わっているとはいえ、主人公の「ごろはち」が死んでしまうラストはただの楽しいお話ではありません。それが、子どもたちにどう伝わるか。ちょっと気になります。