脇明子さんの著書『物語が生きる力を育てる』に紹介されているのを見て、興味を持ち、文庫本サイズを買いました。
いざ子どもたちに読み聞かせてみると、想像以上に子どもは大喜び。
私が読み始めると、目を見開き、耳の穴をかっぽじいて(笑)、それはそれはよく聞きます。
特に息子は、毎晩の読み聞かせに、「今日もロシアの昔話がいい!」と、連日リクエスト。
それだけ、子ども心をわしづかみにしました。
内田莉莎子さんの訳です。
おなじみ「おおきなかぶ」や「ゆきむすめの」のほか、短いお話から長いお話まで、いろいろ入っています。
さながら昔話の宝石箱みたい。
絵本もいいけれど、昔話は、耳で聞いてこそ存分に楽しめるものだということを、改めて子どもたちから教えられた思いです。
昨年のクリスマス、サンタクロースが愛蔵版を届けてくれました。
大判な分、字も読みやすく、挿絵も迫力がありますね。
普段は文庫本のほうを読んでいますが、わが家の家宝として、大切にしていきたいです。
いつか、子どもたちが親になった時、子ども(私の孫ですね。笑)に読んであげてほしいな、なんて思ってます。