ノーマン・ロックウェルの作品は初めて読みましたが お話もおもしろいし
絵が、写真のようでもあり 実に芸術的なのが 気に入りました!
ウィリーはツグミだ。と言う始まり ウィリーは変わっていた。
自分を天才だと思っていたのかもしれないが。
細くて ひ弱そうな姿のウィリー
ヘンデルや ウェーバー グノーという音楽家が登場したり、ツグミのウィリーが、作者そのものなのだと思いました
一人で住む。この独立心 お母さんが賢い人でウィリーに口出ししない
これは今のお母さんたちも見習うべきかも? 子供のことを構い過ぎて 独立させないから 自立した 大人になれない(今の世の中の 親子関係が 比喩されているようです)
図書館のポリーさんとの出会いも おおきいと思います
フルートと ツグミの演奏はなかなか ステキでしょうね
お話は 鳥類学会まで広がり 天才ウィリーともてはやされますが、
静かな森の環境が変わり たくさんのトリのいる鳥類園は ウィリーをダメにしてしまいます
ポリーさんは理解者ですから この人との出会いがなければ ウィリーは ダメのままだったでしょう
この出会いの大切さと 人には それぞれ自分の得意とする大事なものがあり それをいかに 大切に育てるかが この絵本から学んだ事です
子育てに大切なことが書かれている絵本です
今までに出会ったことのない 絵本のスタイルで おもしろかったです
興味のある方は 読んでみてください!(それぞれの感じ方で 読めると思いますよ)