なんだか不思議な言葉の羅列に、子どもはすっかり魅せられたようでした。
私も最初はつっかえつっかえ読んで、だんだんリズムをつかんでみたならば、いつしかお経調になっていました。
わからないながらも真意を隠しもっていそうな挿絵も魅力です。
これはなに?! お経調の母の声を聞きながら、子供が必死で絵を見ていました。
なんとなくスケールがでっかそうです。
こういう絵を見て、こういう言葉を聞いて育つ娘が羨ましいなと思います。
なんだか型にはまらないマイワールドを持って成長できそうじゃないですか。それも何か本質的なものをちゃんと内包して。
「力」を持った本だなぁと思います。