学校の発表のシーンから始まります。
テーマは「何か自分以外のモノの気持ちになって考えてみよう」
主人公のはちろうくんは
クラスの女の子の発表にチャチャをいれます。
でも、自分の発表準備に苦労して・・・
・はっちゃんきらい
・きもちを さがしに
・いらんもん
・おふろ場の たたかい
・きもちは 出会う
お話はこんな風に色々な場面を変えて進みます。
息子はこの絵本を読んだ時なんだか『コワイ』と感じたそうです。
「だって、おでんがおふろにくるんだよ・・・」と。
たぶん、好き嫌いが多くてよく食べ残すし、
色々なモノにも気持ちがあることを、リアルに想像したんだと思います。
お友達とのかかわり方とか
食べ物を粗末にすることについてとか
考えさせられるポイントがいくつもあるのに、
お勉強臭くなくて楽しめる絵本です。
相手を思いやれる子になってほしいなぁと
このお話を読んで思いました。