マザーグースの詩をピーター・スピアが絵本にしたもので、
どのページもとても丁寧に描かれていて見ものでした。
この絵本はもちろん、マザーグースの「詩」有りきなので、
船や港町の風景や、港町で生活する人々、水夫たちがたくさん描かれています。
特に面白かったのは嵐の船のシーンで、大変な状況なのによく見ると洗濯物が干してあったり、歌ったり踊ったりしている人がいたり(これって船の楽師でしょうか?)…。
さすが、ピーター・スピア!と、思ってしまいました。
じっくりゆっくり何度も捲って楽しみたい1冊です。
特に絵やイギリスの歴史、マザーグースの詩に興味のある人にはお薦めです。