絵がとってもかわいらしくて見ているだけでも気持ちが癒されてきます。忘れ物…確かに急いでいると何を忘れてしまっているのかなんて思い出せない事って良く有るなって思いました。私自身にも経験が有って、子供達にも経験が有って、本当に自分の事のように本を読んでいました。
この絵本のくまくん、忘れ物を取りにお友達のお部屋に行ったり来たり…クタクタになってしまいそうですが、その辺は全く元気で、旅行に行って思い切り楽しみたい、という気持ちが良く現れているなって思いました。
パパの方はいつもくまくんに、忘れ物が無いか良く確かめるように。。。だなんて言っているのですが、最後の忘れ物はくまくんのせいでは無いのでは…?と思ってしまいましたが、私も子供達も最後のページを見るまでは全く忘れ物がこんなに大切な物だったなんて思っても見ませんでした。私も子供達も忘れ物はおもちゃとか、くまくんの持ち物とかだと思っていたからです。
まさに「え??いったいいつから?」と忘れ物の正体を知ってページを戻ってみたりしながらもう一度子供達と読み返しました。ずっとページを見ていても主な登場人物がくまくんとパパ、そしてくまくんのお友達なので、まさか…、あ、この人の存在を忘れてた!!!と言う感じで本当に驚きました。
子供達と一緒に読むと本当に盛り上がるし、絵は可愛いし、癒されるし、本当に良い絵本だと思いました。子供達と一緒に素敵な時が過ごせる素敵な1冊だと思います。プレゼントにもとってもお勧めです。