14ひきシリーズの中でも大好きな1冊です。
冒頭の部分、みんなが起きてくるシーンでは、絵でも文章でも
森の、あたたかく、荘厳な、つんとした空気が伝わってくるようで
読んでいるとまるでその中にいるような気持ちになります。
2歳の娘のお気に入りは、さいごの食卓シーン。
美味しそうな食べ物や1人1人それぞれが何をしているのかを見ては
あれこれ私に説明して教えてくれます。
そのほかにも、えーんえーんと泣いている子や
おばけだぞ〜をしている子、けんかをしている子達。
1ページのなかにいくつものドラマが描いてあるので
何度見ても楽しめます。
私だとあまり好んで選ばない虫や自然の題材も
このシリーズならなにげなく当たり前に描かれており、
娘と一緒に「○○がいるよ」などと会話できてちょうど良いです。
成長に合わせて、他のシリーズ本も読んでいきたいです。