国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズでこれだけ外れがないのも例がないのではないでしょうか?
今回のお話しは雪が積る冬の家の中が中心です。
外が吹雪いていて、一日中外に出れない一家の団欒風景を暖かい色調で描いています。
ストーブやろうそくがあって、暖色で描かれた絵は寒さを感じさせません。
そりやゲームの創作を家族でするのは、何もかも金銭で手に入れられる現代にあっては貴重な体験になるはず。
こうしたことって本当に大事な教育に繋がりますよね。
我家は、長男が生まれた年に旭川に転勤になって、正にこのような環境でしたので、とても懐かしく読むことが出来ました。
あの時、この絵本を長男に読み聞かせしてあげられたら、妻も含めて我家の生活が一変した気さえしています。
雪で外に出れない生活を次男は全く理解できないようですが、やはり体験しないと難しいのかも知れません。
雪国の方には、ピッタリの絵本ではないでしょうか。
家族の暖かさを多いに感じられるオススメの一冊です。