主人公のうさぎには、コンプレックスがあります。
そのコンプレックスとは、毛がもふもふしていることです。
お父さんとお母さんは毛を褒めてくれますが、でも、コンプレックスなんです。
だって、幼稚園のお友だちアデル・ボンボン・ジュニアが、からかうからです。
アデル・ボンボン・ジュニアにからかわれたくないうさぎは、
明日が来なければいいのに。
と思います。
でも明日は確実にやってきて、からかわれて、コンプレックスがなくならなくて……。
どれだけ悩んでいるかの差はあるけれど、みんな何かしらのコンプレックスがあります。
そのコンプレックスをどうやって克服するか、この絵本が教えてくれます。