表紙は、ひとつ目の男の子。
でも怪談ではなく、人間の学校に通う、ひとつ目の男の子と、のっぺらぼうの女の子のお話でした。
みんなと違うことに心を痛める ひとつ目のいっちゃん。
ひとの目なんか、まったく気にしない のっぺらぼうの ののちゃん。
同じような境遇でありながら、とらえ方がまったく異なるふたり。
ののちゃんのようになれたらいいけど、なかなかそうはいかない。
でも、このふたりを見ていると、ちょっぴり勇気が湧いてきます。
うちの娘も、いっちゃんタイプ。
この物語に込められたメッセージが届いたかはわかりませんが、楽しそうに見ていました。
ののちゃんのポジティブさ、伝染するといいなって思います。