私の知っている「3匹のこぶた」は、わらのおうちも、木のおうちも吹き飛ばされてしまうけれど、レンガのおうちに逃げて3匹とも助かるという話でした。
けれど、この絵本のあらすじは、もっとシビア。
2匹のこぶたは食べられてしまうし、レンガのおうちのこぶたも何度も知恵を絞ってようやく生き延びるといった話です。
なんとなくハッピーエンドで終わってしまう絵本よりずっと素敵。
現実的で、昔話はこうでなくちゃと思いました。
この話がオリジナル?なんでしょうか。
すっかり気に入ってしまい、何冊かある3匹のこぶたの絵本の中でもこの1冊を何度も読み聞かせしています。