「3びきのこぶた」のお話はたくさん絵本になっていますが、その中でもお気に入りの1冊です。ちょっと残酷にも思えるイギリス昔話に忠実なストーリーですが、ポール・ガルドンの絵で見ると、怖さはあまり感じません。少し小さな目の本ですが、お話の1場面1場面が丁寧に描かれているので、分かりやすくて迫力もありました。
3匹目のこぶたとオオカミが知恵比べする場面は、5歳の娘にはちょっと難しいかな?と思ったのですが、最後まで真剣に聞き入ってました。「オオカミをグツグツと煮てたべてしまいました」のところでは、大人にはちょっと残酷に感じてしまいますが、娘は「こぶたさん、くいしんぼう」とニコニコしていました。