『かがくのとも』から出ている作品で、発行は1979年とあります。
少々古めの本ですが、こういう生き物に密着して作られている科学絵本は、時代を超えて、たくさんの人に読まれ続けるタイプだと思いました。
当たり前ですが、とにかく「みのむし」だらけでした。作者が甲斐さんなので、1つ1つの絵も解説もとても丁寧で、よくわかるものでした。
私はあまり虫は苦手ではない方だと思っていましたが、たくさんのみのむしたちが大きな木の葉を食い散らしている様は、絵といえど、さすがに気持ち悪くなりました。
全部を読み聞かせで読んでしまうよりも、ブックトークなどで紹介して、子どもたち自身に興味を持って読んでもらう方がよさそうな気がします。