1学期の最後の絵本読みボランティアで、4年生と6年生の教室で読んできました。
4年生は、ちょうど、東南アジアを中心に「アジアチャイルドサポート」という支援活動されている、池間哲郎さんという方のお話を聞いたばかりだったので、特に、リアルに感じられたのではないかと思います。
この絵本、1,2年生の読書感想文課題図書になってますが、自分のこととして受け止めて、感想を書けるか?!と考えると、1,2年生には難しいんじゃないかな〜というのが、私の率直な意見です。
いや、もちろん、我が家の2年生(=次女)にも読みましたし、今こうして、おいしいものを食べてる間にも、同じ地球のどこかで、赤ちゃんをおんぶしたり、生活のために働いたり、飢えや戦争のために亡くなる子がたくさんいるんだということを、話しました。
次女にも、次女なりに、感じることがあったと思います。
ただ、それを消化して、感想文を書くというのは、難しいんじゃないかな〜と。ただ、感じるだけでもいいのかも。
そう考えると、多くの子に読んであげたい絵本です。
2学期には、他の学年(1,2,3,5年生)にも、読んでこようと思います。
自分がのほほんと生きてるこの瞬間、隣の子は?隣町の子は?隣の国の子は???
すべての子に、想像力を、持ってほしいですね。
そして、私自身、相手の立場を想像して思いやる力が足りなかったな〜と、反省させられることが多い昨今、時々肝に銘じたいと思います。
こんなに重いテーマを、さらっと、押し付けがましくなく描かれる長谷川さんは、やっぱり偉大だな〜!と感じた1冊でもあります。