タイトルのイメージとは、全く違う内容の絵本です。
今、ぼくが、こうして平和な国日本でラーメンを食べているときも、世界のどこかでは、働いている子ども、道端に倒れている子どももいるという、ショッキングな内容です。長谷川義史さんのおおらかな絵が、その内容を少し中和してくれています。
大人も子どももついつい、自分のいる境遇を基準にし、当たり前の生活が送れることへの感謝の気持ちを忘れてしまいがちです。
でも、この世界には、一歩立ち止まれば、自分よりも大変な思いをしている子どもがたくさんいるんだということに気づかされます。
小さな子どもには、難しい内容かもしれませんが、一度は触れておきたいテーマでもあります。
小学3,4年生くらいになって、自分で読んで、そして、考えてほしい本です。