前作がかなりいい味の作品でしたから、今回も期待していました。
そして、期待以上のお話に、親子ともども笑いながら読みました。
まず表紙のおじいちゃんの顔。
「まだくっついたままだ〜」と三男。
「もういちど(あの人たちに)きてもらわないと」と長男。
表紙で前作のおさらいをしつつ・・。
今回の珍客は『ゆうれい』です。
旅先の旅館で、夜に現れた幽霊に、またもやおじいちゃんの「いいから、いいから」節が・・・。
マッサージはするわ、温泉を勧めるわ・・・おじいちゃんの器の大きさに今回も驚きです。
怖がっていたはずの主人公の「ぼく」も、おじいちゃんにつられてか、徐々に打ち解けて(?)いきますが・・・最後の展開は、ちょっとこまりますね。
一番最後のページで予想される三作目の来訪者にも、うちの子供たちは早くも期待しています。