この作者は魔女が好きなんだろうなと、つくづく感じました。
登場する魔女たちの1人1人がそれはそれは生き生きと楽しげに描かれていました。
西洋のどこかの森に本当にこんなふうに魔女たちが住んでいて、夜中にこっそり遊びに出ていたら、めちゃくちゃ楽しそうです。
私はこういう楽しい魔女たちが大好きです。
この作品に使われている紙質は絵本向きな気がします。
字の大きさもフォントも読み手に見やすく読みやすいです。
魔女たちが活動しているので、夜の絵で全体的には暗い色合いですが、線がわかりやすくはっきりしているので、遠目も意外と聞きます。
この時期(秋)の学校などの読み聞かせにも、いかがでしょうか?小学校中学年くらいからお薦めできます。