愛子様のお気に入り、しかも『幸せの絵本』のライバルということで、ミーハーですが買ってしまいました。
書店でペラペラめくりながら、もうすぐ4才の次女には幼いかな?と心配したのですが、想像以上に気に入ったようで、毎晩何回も読まされます。
考えてみれば、次女は大のかくれんぼ好き。時々家族5人、家の中でかくれんぼするのですが(平日の夜かくれんぼしてる家族なんて、きっと広い世界にも滅多にいないんじゃないだろうか?)それが絵本の中で再現されるのがうれしいようです。
体の模様や形に合わせて、うずらちゃんもひよこちゃんも、なかなか上手にかくれるのですが、次女には一目でわかるらしく、得意顔で指差します。
題名のところで、おかあさんたちが虫をつっついてる姿がリアルだったり(子供の頃にわとりを飼っていたので、みみずが好物なのは体験済みです!)、シンプルな絵なのにちゃんと表情があるところ(じゃんけんで負けたひよこちゃんなんてすご〜く感じが出てます)、タンポポの花がだんだん咲いていくところや、かえるがバイバイしてるところなど、見れば見るほど細かい描写がすばらしく、大人も楽しめる絵本です。
そして何といっても、大好きなおかあさんに見つけてもらい、いっしょにおうちへかえるシーンは、幼い子が安心するのでしょうね。何回も読んであまりに眠そうなので、途中でやめようとしたら、「ちゃんと、最後まで読んでよ〜。」と次女に叱られてしまいました。ハッピーエンドが大切なんだと実感させられました。