題名といい、うさぎの男の子の表情といい、中身を確認せずにはいられなくなりました。
とっても、心温まる内容で、我が家の子どもたちに読み聞かせると、男の子が飛び出して行ってお母さんウサギが閉められたドアを見ているシーンと、次におかあさんが考えているとドアが少し開くシーンの、文がないところが気になったらしく、「ここではなんていってるの?」と、繰り返し聞かれました。ここって、母親の気持ちがものすごくゆれる所でないかと思うんです。「お母さんうさぎは、言葉にならないくらい悲しんでると思うな」と、苦しまぎれの返事をしてしまいました。この、おかあさん本当にステキだ。
この絵本のように、男の子は母親が一番好きなんだと思い込んでいた私。兄弟そろって3歳くらいになると、保育所の同じお部屋の女の子の中で特別な子が出来たみたいで、思わず「お母さんとOOOちゃんどっちが好き?」と聞いちゃいました。二人とも「OOOちゃん」と速答だったので、母の熱い期待はもろくも崩れ去りました(笑)ちょっとショックでしたが、子ども大好きの私にはいい薬になった本です。