ドーナツ池のシリーズは、親子ともにお気に入りです。
今回のお話は、なまず爺さんのこぶを誰が作ったか。
落ちていたはさみと日ごろの行動から、ザリガニが犯人だという魚たちと、
はさみの持ち主がいないと反論するザリガニたち。結末は意外なところに。。
緊迫した場面で目を覚ます、なまず爺さんのとぼけた雰囲気がとてもいいです。
裁判という言葉を知らなかった息子ですが、
「はんにんを決めるがっきゅうかいのようなもの」と書かれていて納得。
確かに、学級会を覗き込むような雰囲気で読みました。
裁判の場面で4歳の子は「はさみがついてるからじゃないよーー」といってました。
子供にも分かりやすいレベルで「状況証拠と普段の行動で物事を決めてはいけないんだよ」
ということをサラッと伝えています。これは大人にとっても大事なことですよね。。
結末はお楽しみで書きませんが、、それについて私は知らず、川の魚の生態についても子供たちと考えました。
いろんなことに気づき学べる一冊です。