特別養子縁組の家族のお話です。
先日娘と話していて
「でも、お父ちゃんとお母ちゃん(私)は、家族だけど血のつながりはないんだよ」という話になり、
「じゃ『家族』ってなんだろうね」と話したところでしたので
とてもタイムリーでした。
タイトルにもある「パッチワーク」はとても意味深で
「みんな寄せ集め。もとはバラバラなのに無理やりくっつけて一枚の布みたいな顔してる」というセリフにドキリとしながら
でもラストでは
「偶然じゃなく、えりすぐりでぴったりの布が選ばれた」
選んだのは「神様」だというところまで・・・。
本当に、何度も頷いてしまいました。
この本では、養子であることを隠していないけれど
隠していた方がラクだ・・と感じる、世間の目もあるでしょう・・。
最初は夫婦ふたりだったり
親と同居だったり・・
子どもができて、また子供が巣立って・・。
家族の形は本当に変わっていくものです。
でも
それぞれが思う「しあわせ」を実感できる場所なら
それは「家族」なんだと、感じました。