おさかなが大好きなエリザベス。土曜日には水族館に出かけて、スケッチしたり、係の人を手伝ったり。とにかく、おさかなが好きなのです。家でも沢山のおさかなを飼いたいのですが、飼っているのはグッピー1匹。お父さんとお母さんにお願いしても、とりあってくれません。
そんなある日。エリザベスが水道の蛇口をひねると、なんと鱒が飛び出して…!
身近なのに奇想天外なお話と、明るく幻想的な絵にグイグイひきこまれます。どんどん楽しい気持ちになりながら読み進めると…まさか!?の展開。
ほんの、とびら一枚向こうの不思議の世界に心が躍りました。
時々ながめたくなる一冊です。