7歳の息子と読みました。
地域の図書館の学級訪問でお奨めされた一冊で、
面白そうなので全部読んでみたいと息子が熱望。
早速図書館で借りてきました。
図書館員さんがおススメするだけあって、
とっても読みやすいし、面白いです。
読む前は長さが気になった私でしたが、
あっという真に二人で読み終わりました。
人間の食べ残しやらをあさるのがネズミの本分。
でもアナトールは、人間から蔑まれる存在になるのを悲しみ、
自力で仕事を得、食べ物を得ようとします。
そんなアナトールをいつも優しく励ます素敵な奥さん、
アナトールがねずみとは知らずに、その実力を認めた
チーズ会社社長、
最初は嫌な奴!と思ったけど、でも意外と素直だった
社長の友人。
アナトールの勇気、実行力に、アナトールを囲む人たちも、
そして読者も、どんどんアナトールに惹き付けられていく、
そんな一冊で、息子も最後まで集中して読んでいました。
シリーズになってたら是非ほかの本も、と思ったけど、
アナトールはこれ一冊だけのようで、とっても残念です。