『うえきばちです』は、そのタイトルから予想外の展開が楽しめる一冊です。表紙は普通の植木鉢が描かれており、初めは普通の絵本のように思えますが、中身は全く異なります。登場する植木鉢に植えられているのは、通常の植物ではなく、予想外のものが次々と現れます。この「好きなもの」を植えるという発想が、子供たちには新鮮で、大人にはちょっぴり怖い、でも面白いと感じさせる内容です。
この絵本は、ダジャレや言葉遊びが満載で、特に小学校低学年の子供たちには大ウケすること間違いなしです。読む際には、ページをめくるタイミングで効果的に反応を引き出すことができるため、読み聞かせには最適です。
全体として、『うえきばちです』は、そのユニークな内容と予測不能なストーリーテリングで、読む人を引きつける魅力があります。親子で読むのも良いですし、学校での読み聞かせにも最適で、怖さとユーモアが絶妙に混じり合った、記憶に残る一冊です。