恐竜が大好きという少年。
その少年が実在のコモドドラゴンを訪ねてインドネシアのコモド島に出かけていきます。
お父さんお母さんには期待外れだったようですが、少年にとってはとても充実した旅だったようです。
この絵本の中には、夢と期待と探究心がいっぱい詰まっています。
絵本のあちこちに恐竜の絵が描かれていたリ、コモドドラゴンについての解説が絵の中に埋め込まれていたり、隠し絵のようにしてコモドドラゴンの存在感と迫力は満点。
少年はワクワクして、そのワクワク感をしっかりと心に刻んで島を後にしました。
夢と学びと感動をさりげなく詰め込んだ絵本です。
シスの絵も、なんだかマイルドでありながら、とてもインパクトがありました。