体内アドベンチャーと言えば、「じごくのそうべい」ですが(笑)この本の体内図もすごい!ブラックジャックや朝田龍太カみたいなスーーパーー外科医のいない500年前に書かれた医学書である「針聞書」には、人間の病気の原因になると思しき63種の「虫」が描かれ、なんともユーモラスな絵と共に居場所や特徴、治療法が示されているというのです。
その中から選りすぐりの18種の虫たちがこの絵本に登場。アーサー・ビナードさんの楽しい講釈とともに、体をめぐります。途中、胃付近の「はらのはらっぱえんかいじょう」でのりにのった虫たちが「はらがでたでた〜はらがでた〜サノヨイヨイ」と踊り出すんですから、たまりません。
その勢いに乗って、出版元の九州国立博物館のミュージアムショップでは、この虫くんぬいぐるみを販売中とか。
大した虫たちです。
この虫たちをきも〜いと思うか、おっもしろ〜いと思うかは、読み人次第です!