おなじみタッチィシリーズの秋の絵本は、少し甘酸っぱい恋のお話でした。
秋の森でハーミィちゃんという女の子と仲良しになったタッチィ。
すぐに打ち解けて、落ち葉が舞い散る中お茶会の会場づくりを始めることになります。
お茶会を楽しみにしていたタッチィですが、ハーミィちゃんから「お茶会の招待状を渡したい相手がいる」と聞かされて…?
タッチィが初めて知った『恋』という感情。
大好きなのに冷たくしちゃったり、腹が立ったり悲しくなったり…それは、『好き』だからこそなんですよね。
最後には、ハーミィちゃんのことを笑顔で応援してあげることができたタッチィ。少し大人になれたかな?
初恋の揺れる想いを繊細に表現した、とてもいい絵本だと思いました。
タッチィが楽しみにしていたお茶会。
最後のページをめくったら、にっこり笑顔になりました。
紅葉の戸外でお茶会をするのは、すごくさわやかで気持ちがいいでしょうね。