大きなうちに住みたい。
それは、誰もがあこがれることでしょう。
人間でなくても、かたつむりでさえもそうらしい。
で、このかたつむりの家、どうやったら大きくなるのか?これが、なかなかおもしろいです。
体を伸ばしたり、ねじったり、そして、しっぽを振るって角飾りまでつけてしまう。一生懸命お祈りしたら、色までついてしまうのです。
うっそー!と思うけど、この発想はなかなかおもしろい。
なんとなく、そういうこともあるかもな、って思えてしまうところもあって。
色彩がとてもきれいなのもいいですね。
かたつむりって、子どもの愛すべき存在なので、題材としても親しみやすいです。
せっかく大きい家になったのに、最後に消えちゃってかわいそう、というのが息子の感想でした。