私とレオ・レオニのと出会いは、小学2年生の時。
絵と文を国語ノートに写し、そして心にも写して・・・
長い年月がたちました。彼の絵本は、ずっと私の心の片隅にありました。
そして、息子の教科書で再会した時は、思わず興奮しました。
あの時の記憶が鮮明に蘇り・・・懐かしくて嬉しくて。我を忘れ、じっくり読みふけりました。
そして、まだ読んでいなかった彼の作品も片っ端から読みました。
この『せかいいち おおきなうち』は、大人にこそ勧める絵本だと思います。
(人より)良く見せたい・見られたい気持ちは子も持つし、子以上に親も持つものです。
欲張ったり、見栄を張るととんでもない結果を生むことになりかねない・・・
私は、ドキッとしました。
文よりも、絵がそれ(教訓)をものすごく伝えてきて、押し潰されそうになりました。
すごい迫力のある、人の心に訴える力強い絵です。
レオ・レオニの絵本には、ハッキリとしたテーマがあり、今回の作品も読み手の心を大きく揺さぶるものでした。
日常生活の良い刺激になりそうなので、彼の絵をあちこちに飾り、家を『レオニ・ワールド』にしたいです!