2月の幼稚園の読み聞かせ会。
春が待ち遠しいこの季節にぴったりかな、と思ってこの本を選んでみました。
主人公は、熊の親子。冬の間に生まれた子ども達は、冬眠している巣穴からまだ出たことがありません。
外から色んな物音がするのに反応する子ども達。
それに優しく答えるおかあさん・・・。
森の中には、いろんな音がするんですね。
繰り返しのストーリーなのですが、その答えにほんわか優しいお母さんの愛情が感じられます。
子どもがしゃべりはじめたあと、「これは何?」「あれは何?」の質問の嵐がやってくる時期がありますよね。
私はこのお母さんのように優しく答えられていたかしら・・・などと思ってしまいました。
詠み聞かせの時には、「なんのおと?」の問いのあと、答えを私が読む前に子どもたちは口々に「○○の音!!」と思いつくまま答えてくれていました。
こんなふうに当てっこをしながら読むのもいいですね。
春の訪れを感じられる、素敵な絵本です。