表紙のクマの表情に惹かれ、題名に惹かれ購入した絵本です。
思ったとおり、良い絵本でした。
双子のクマの子供は、初めての冬で、外から聞こえてくる音に興味津々。
「ほっほー ほっほー おとが するよ。
ほっほー ほっほー ってなんのおと?」
と聞くと、母クマは、
「ふくろうのこえでしょう。・・・おうちにいたらこわくはないの。さあ、ふたりとも かあさんに だっこで、あさまで おやすみ」とやさしく語りかけるのです。
子供の質問に的確に、そして優しくこたえる母クマ。
そんな優しさを文章に端々に、そして絵の雰囲気に感じます。
自然の良さを親子で感じられる絵本だと思いました。