絵本というより児童書に近いくらいの文の量なので
3歳になりたての娘が聞いていられるのかと気になりながら読みましたが、
ストーリーの良質さに圧倒されて、あっという間に読んでしまいました。
娘もそうですが、女の子って、幼いときから、
お気に入りの服とかあるもんですねー。
主人公のきょうこちゃんも、布地屋さんで選んだ布で作ってもらったワンピースが大好き。
でもありがちなことに、次のシーズンには着れなくなってしまいます。
しかし、その後の展開が、この本のよいところで
そのワンピースはお下がりに、いとこのうちに行き
最後はパッチワークのハギレでクッションになって
きょうこちゃんの元に戻ります。
物を大切に使っていくこと、愛着を持つことの必要性など
読みながらにして学べるとてもいい本だと思います。
最近の娘は、物語にとても興味があるせいか、
すごい集中力で聞いていました。