王七は不思議な老人たちが碁を打っている所を見ているうちに、何百年も経ってしまい、
自分の家族がどんなに悲しい生活をしていたかを聞かされます。
過去に戻りたいと、不思議な老人に頼みます。
無事に家族の元に帰ることが出来て、家族の大切さを痛感します。
このお話に、「過去の窓」がでてきて、その窓から過去が見えるのです。
子どもが小さい頃のことをすべて覚えているわけではないので、その窓があったら
貴重な子どもの成長を見てみたいです。
王七がこの窓にたどり着く過程もおもしろいです。
中国のおはなしは、スケールが大きいなと思います。