バスが主人公の「ばすくん」シリーズの1冊です。
でも、このばすくんは人間たちに捨てられた『古いタイプ』のバスで、森の中に置き去りにされたまま動くことはありません。
子ども好きで、働くことが好きなばすくん。もっと性格が優しいのかな?と思いますが、
今回のお話の中で意外と自分本位な面もあって、ちょっと驚きました。
それに比べて森の動物たちは心が広いです。
最後にはばすくんのために人間たちに立ち向かうことまでしてくれて!
小さなお子さんたちには少しページ数が多いかな?と、思いました。
字が多い絵本なので、もう少し物語をコンパクトにまとめてもらえたら、子どもたちにも薦めやすい気がします。