前作が2作ともバスの不法投棄が前提のお話。
そこにあまり触れないまま物語が進んでいくのが引っかかっていたのですが、今回は冒頭で「ふほうとうき」の文字が・・・
これですっきりできる〜、と思ったものの結局スクラップにされるかけるだけのバスくん。とことん人間側は悪者のまま。
イラストがかわいらしくて乗り物が主役、ということで手に取る小さい男の子も多いかもしれませんが、内容的にはもう少し大きい子が親と不法投棄について話し合いながら読んだほうがいいのかな・・・?
大人としてはどうも素直に「バスくん、森で幸せに暮らしてね」という気分にはなれないのです。