表紙を見た途端、「あ、くまのコールテン君だ!」と子供。
くまのコールテン君に、他の話があったなんて知りませんでした。
でもね、主人公はリサという女の子、そして、「コーちゃん」というのは、コールテン君の愛称だと思うんですね。
「くまのコールテンくん」が大好きなうちの息子は、うわぁ、コールテン君だ、コールテン君だって、喜んで借りてきました。
これは、リサとくまのコーちゃんが、洗濯屋さんに洗濯に来て、コーちゃんが迷子になってしまうお話です。
お話の構成としては、くまのコールテン君とよく似ています。
「くまのコールテンくん」では、コールテンくんは、自分の服のボタンを探しに出かけていくんだけど、このお話では、自分の服にポケットがほしいと思い、ポケットを探して歩くんです。
そのうちに、迷子になり、夜を、1人、洗濯屋さんですごすことになるんだけれど...
洗剤を雪だと思ったり、それですべってスキーのつもりになったり、落ちた洗濯かごを、動物園のおりだと思ったり...
そして、最後には、リサにポケットをつけてもらってハッピーエンド。
このお話も、リサとコーちゃんの絆を感じるハッピーエンドで、昔、ぬいぐるみが大好きで、すべてのぬいぐるみに名前をつけていた頃のことを思い出す絵本でした。