突然の雨ではっぱのおうちであまやどり。
そこへいろんなお客様がやってきます。
雨がやむまでの数分の出来事を、さちちゃんの豊かな表情と、やさしい語り口でほのぼのさせてくれます。
雨が上がった後の日の差した風景が目に浮かぶようです。
この絵本は祖母が入院していた病院の絵本コーナーに私を連れて行き、当時小さかった私の娘に似ている絵本があるよーと、教えてくれたものでした。
脳梗塞で倒れて、リハビリをしていた祖母だったので、娘(孫)のことを覚えててくれたのだととてもうれしかったのを覚えています。
祖母はそれからも林さんの絵が大好きなようで、リハビリで始めた貼り絵を林さんの絵を参考にがんばっています。そんな思い出も合わさったとても大切な一冊です。