以前NHKの子供番組でこのお話を放送していて、いいお話だな〜とは思っていたのですが・・・。本屋ぶらぶらデート大好き父娘が得意げに買って帰ってきたのでたじろいだ。聞くところによると同名・絵違いで2種類あるそうな。父娘はこちらを選択。(ちなみに二人は絵で選ぶタイプ)家族で関心事や趣味が似てるのでなんだかこわいな〜と考えさせられた一冊。娘の反応は、いちもくさん、ぴたり、まっぷたつ等、その言葉のあとに続くであろう言葉をあえて省いているところに相変わらず執着。このお話は清濁併せ呑むというか、善悪の捕らえ方が二元的でないところがちょと東洋的でなじみ易いです。娘も最近、完璧な人間なんていないとうすうす気づいている様なので(最近は不出来な親を許し、慰めてくれることも・・・この本の影響かしら?)なんだかタイムリーな一冊となりました。本人もたいそう気に入ったらしく、四角に三角の積み木×3をつくり「すてきな三にんぐみ〜!」と連日叫んでます。