絵本らしからぬ、彩度低めの表紙のカラー。
そこに真っ赤なオノだけが目立っている。
どうにも女の子ウケする雰囲気がなく、
表紙自体は印象には残りながらも、
私も娘もこの本を手に取ることはありませんでした。
ですが、あるとき、レストランにこの絵本があり、
頼んだお料理がくるまでの暇つぶしに、と
この本を手に取りました。
娘は全く乗り気ではありませんでした。
何せ、この怖い表紙ですかね。
ですが、中はびっくり。
題名の通り、本当に「素敵な三にんぐみ」だわ!!
「こわそうな本だったけど、ぜんぜん怖くなかったね。
いい泥棒さんだったね。」
読み終わると娘は晴れ晴れとした顔でそう言いました。
きっと表紙に絵本らしい可愛さがあったら、この本の受け止め方は全く違ったと思います。
きっと私と娘のように、表紙を見て読むことを躊躇する人がいるでしょうが、
読んで損はありません!!
読み終わったら温かな気持ちになることを保証します!!