私は、パグマン村は本当にうつくしい村だと思いました。
パグマン村に春が来れば、日本のように、桜がさきみだれます。
夏になれば、あんずやチェリー、ほかにもいろいろなくだものが木になります。とてもおいしそうでした。
ヤモはお父さんのてつだいで、町へチェリーを売りに行きます。
それで、ヤモのチェリーはぜんぶ売れちゃって、すごいと思いました。
ごほうびに、ヤモは、子ひつじを買ってもらいました。
帰り道、子ひつじがかごの中に入って、馬のせなかにしょわれているところの絵が、とてもかわいいなあ、と思いました。
わけは、子ひつじが、かごから、ちょこんと顔を出していたからです。
その子ひつじは、バハールと名づけられました。
バハールとは、春といういみです。
でも、パグマン村は、今年の冬、せんそうではかいされてしまいました。
せっかく家族が1人ふえたのに、かけがえのないいのちがすぐにおわってしまって、かわいそうだな、と私は思いました。
また、パグマン村がせかいいちうつくしい村に生まれかわるといいなと思います。