この題名で、五味太郎さんの作品ですもの、一筋縄ではないですね。
オープニングは、子どもたちのかけっこです。
いい感じであっという間にゴール!
一瞬で終わる、幼稚園や一年生の徒競走を思い出してしまいます。
ところが、最後尾の男の子が、「まだまだ」と、駆け抜けてしまうのです。
町も、畑も、森も抜けて。
ん?戻ってきた!?
でも、大丈夫。
みんな受け入れてくれています。
強引にマイウェイなのに。
なんて素敵な光景でしょう。
途中から並走する犬?にも注目。
この距離感もいろいろ解釈できそうです。
小学生くらいから大人まで、案外滋味深いメッセージを読み取りことができるかもしれませんね。