1996年のフランスの作品。
ただ、元のテキストは、1957年のもののようです。
アン・モーティマーが描く作品は、「こねこのみつけたクリスマス」がありますすが、その猫の描写に感銘を覚えた記憶があります。
物語は、
「ねんねん ネコの ねる とこは
どんな とこでも
すやすや ぐう」
という書き出しで始まります。
それこそ、ピアノの上、窓の棚、ブランコの上、靴の中、犬小屋の上に至るまで、ネコが寝るシーンが続きます。
ネコを飼っている人なら、思わず納得の姿でしょう。
それにしても、魅力的な絵です。
まるでそこにネコがいるかのように感じさせる写実的で精緻な絵は、見る者を虜にすること間違いありません。
文字数が少ないので、セカンドブック辺りにオススメします。