カラフルで楽しそうな絵本なのに、古本屋でたったの100円!買うっきゃないでしょう(笑)!
ぞうの群れの中で1頭だけ、ぞう色じゃないカラフルなまだら模様のぞうがいました。それが、エルマ−。エルマ−はある日、みんなとちがう体の色が嫌になり、木の実で染めて、ぞう色のぞうになりますが・・・。
この本のいいところは、エルマ−がみんなとちがっても、他の仲間たちが一方的にエルマ−をからかってるわけじゃなく、みんなエルマ−のことが大好きだっていうこと。そして、脇役の他の動物たちも実にいい。
素直に絵を楽しみながら、個性についても哲学しちゃえる絵本です。