主人公のソフィアは、人のためになることなら何でもする女の子です。今日もおじいちゃんと一緒に、いろんな人のお手伝いをして回ります。
そんなある日。
お手伝いの最中に、おじいちゃんが怪我をしてしまいました。
ゴミの山が原因です。
いけないことだと思ったソフィアは、家の庭に看板を立てました。
看板には、こう書きました。
『ゴミおきばを てっきょして みんなの こうえんを つくろう!』
はたして、ソフィアはやり遂げることができるのでしょうか?
絵本の中に、こんな言葉があります。
「ゆうかんになるっていうのは、 しなくちゃいけないことを ちゃんと することなんだ。」
また、絵本の最後に、このようなことも書かれています。
「みなさんは、自分が思っている以上に勇敢で、自分では思いもよらないほど大きな力を持っています。
どうぞ恐れずに、未来への一歩をふみだして!
この絵本を読んだ子どもたちには、すぐには信じられない言葉でしょう。
でも繰り返し繰り返し読んでいくうちに心にじわりと沁み込んで、自分にも何かができるような、そんな気持ちになるのではないかと思いました。