この本、最初はどうやって読むのがいいんだろうかと苦労しました。
「あ、ちょうちょじゃない」と読んでも、興味は穴ばかりに向かいどうもストーリーは理解できていない様子。
別にそれでもいいんですが、この話の面白さも分かって欲しいなあと思っていました。
でも、年齢が大きくなるにつれ、ユーモアも分かるようになり、穴の見事な仕掛け以外にも興味が向くようになりました。
この本は、案外大きくなっても楽しめるんですね。なぜなら、大人の私が興味深々なんですから。
ちっともこびていない小さな穴の仕掛けが本当に見事です。
特にデパートのマークにあったのがお気に入りです。